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【ベトナム】JESCO、越港湾・物流会社に1億円出資[建設](2018/11/01)

電気計装工事などを手掛けるJESCOホールディングス(東京都新宿区)は10月29日、ベトナムの倉庫・港湾・物流事業を手掛けるデポ・サイゴン(Depot Saigon)と株式譲渡契約に調印したことを発表した。経済成長が著しいベトナムにおいて、輸出入をはじめとする港湾および物流事業の拡大が見込まれることから、投資を目的とした株式取得となる。

JESCOはデポ・サイゴンの発行済み株式の5%、100万株を取得する。1株当たり2万ドン(85米セント、約96円)で、投資金額はおよそ1億円。

デポ・サイゴンは資本金2,000億ドン、2015年6月に設立した。ホーチミン市ニャーベー郡のヒエップフオック工業団地入り口に立地する。南部ロンアン省ベンルック―ドンナイ省ロンタイン間高速道路と南北高速道路の交差部に位置することから、物流の要所になることが期待される。

JESCOは今後、出資先との関係強化を図り、サイゴン川流域の新設港湾施設や倉庫・物流関連工事などの受注機会増を視野に入れている。同社は現在ベトナムに、JESCOアジア(ホーチミン市)とJESCOホアビン・エンジニアリング(同)、JESCO CNSベトナム(ハノイ)の3社のグループ会社を有している。

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