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【インド】スマホのオンライン利用時間、1日90分以上[IT](2018/10/23)

米調査会社ニールセンがまとめた報告書によると、インドのスマートフォン所有者がオンラインサービスを利用する時間は1日当たり90分を超えていることが分かった。1日のデータ消費量は平均1ギガバイト(GB)。ファイナンシャル・エクスプレス(電子版)が22日に伝えた。

ニールセンは、スマホを価格別にエントリーレベル(5,000ルピー未満=約7,690円)、中価格帯(5,000~1万5,000ルピー)、高価格帯(1万5,000~2万5,000ルピー)の3種類に分け、利用状況を調査した。この結果、高価格帯のスマホ所有者のオンライン利用時間が特に長く、1日当たり最大130分に達した。

同調査ではまた、スマホの利用時間全体の約5割が、チャットや会員制交流サイト(SNS)、ウェブサイト閲覧、動画配信サービス、画像関係のアプリに費やされていることも明らかになった。

ニールセン・インディアのアブヒジット・マトカール取締役は、インドのスマホ市場について、「第4世代(4G)通信サービスの登場や低価格機種の発売、利用料の改定などに後押しされ、急速に普及している」と指摘。特に、価格が5,000ルピー未満の機種が複数投入されたことで、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)からの乗り換えを含め、初めてスマホを購入する人が急増しているとの見方を示した。

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