【シンガポール】電子行政サービスが指紋・顔認証で利用可に[IT](2018/10/23)

シンガポールの政府テクノロジー局(GovTech)は22日、電子行政サービスの利用に指紋・顔認証システムを用いるスマートフォン用アプリ「シングパス・モバイル」の提供を開始した。従来のようにパスワードを入力することなく、中央積立基金(CPF)の残高確認や公営住宅(HDBフラット)の購入申し込みなどができる。

シングパス・モバイルは米グーグルの「グーグルプレイ」、アップルの「アップストア」からダウンロード可能。ただ顔認証機能はアップルの基本ソフト(OS)「iOS」の搭載端末のみに対応する。

最初の利用に当たっては、電子行政サービスの共通IDナンバーシステム「シングパス」のユーザー名とパスワードを入力し、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)で送られてくるワンタイムパスワード(OTP)を使って個人認証を行う。OTPはトークン(パスワード生成器)で生成することもできる。

個人認証の完了後、6桁の暗証番号を登録する。指紋・顔認証がうまく機能しない場合は、暗証番号の入力が必要となる。

現在、シングパスの利用者数は約330万人。GovTechによると、パスワードを忘れた人などからリセットを求める声が毎月15万件寄せられている。シングパス・モバイルを使えばパスワードの入力が必要なくなり、利便性の向上が見込めるという。

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