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【カンボジア】小口金融HKL、社債発行へ説明会開始[金融](2018/10/19)

カンボジアのマイクロファイナンス(小口金融)大手ハッタ・カクセカー(HKL)は17日、社債発行に向けてロードショー(投資家向け説明会)を始めた。社債発行は国内初となり、どれだけ投資家を集められるかが今後の試金石になる。

今月24~31日が公募期間で、11月上旬に発行する。中旬から債券の売買が可能になる。債券購入は50万米ドル(約5,500万円)以上からとなり、追加購入は10万米ドル単位となる。法人がターゲットで、既に国際金融公社(IFC)とバタナック・バンクが購入を決めた。

HKLが今回発行する社債は現地通貨リエルで起債する。まずは800億リエル(約22億円)分を発行し、需要に応じて400億リエル分の追加発行も検討する。金利は年7.5~8.5%、償還期間は3年となる。

クメール・タイムズによると、HKLのフー・イエン・トン社長兼最高経営責任者(CEO)は「社債発行を公表後、多くの投資家から問い合わせを受けている。間違いなく成功するだろう」と自信を示した。調達した資金は中小企業や起業家への融資などに充てると説明した。

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