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【韓国】現代重が海洋プラント受注、4年ぶり[製造](2018/10/11)

韓国造船最大手の現代重工業は10日、米国の石油開発会社LLOG Explorationから半潜水型の原油浮体式生産システム(FPS)1基を5,130億ウォン(約512億円)で受注したと発表した。現代重の海洋プラント受注は4年ぶりとなる。

メキシコ湾一帯の原油開発事業の一環。2021年4月の引き渡しを目指す。

現代重の海洋プラント事業は14年11月から新規受注がゼロだった。最後の案件だったアラブ首長国連邦(UAE)企業向けを7月に引き渡し、手持ち工事量がゼロになっていた。

8月には、蔚山市にあるプラント工場の稼働を中断させ、海洋事業部の構造調整を推進。同部で働く2,000人の希望退職者を募り、従業員を休業させて平均賃金の40%を手当として支払う方向で労働組合と交渉を進めている。

海洋プラントは設計期間が1年以上かかる。今回の受注で、仕事が増えてくるのは最短でも19年6月頃となる見通しで、人員削減など固定費を低減する方針に変更はないとみられる。

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