【マレーシア】国営石油ペトロナスの上場検討、歳入確保で[経済](2018/10/09)

マレーシアのマハティール首相は国営石油会社ペトロナスの上場を通じて、2019年度予算案の歳入底上げを検討しているもようだ。11月初旬に次期予算案の発表を控え、閣議では国内総生産(GDP)の8割に相当する1兆リンギ(約27兆4,000億円)規模の国家債務の削減策を模索しているという。マレーシア・リザーブが8日伝えた。

ペトロナスが上場した場合、17年通期決算での純利益466億リンギに基づき、企業価値は最大8,000億リンギに達するとみられている。仮に株式25%を売却すれば、1,500億~2,000億リンギの資金が調達できる計算で、これは17年の国家予算(約2,803億リンギ)の4分の3に相当する。

国際原油価格は1バレル=80米ドル(約9,100円)と、18年度予算案を検討していた1年前と比べて約1.5倍上昇した。マハティール首相は、「原油市場の変動性や傾向を見極める必要がある」と話している。ペトロナスは経営幹部の交代が相次ぎ、最高財務責任者(CFO)にはプライスウォーターハウスクーパース(PwC)のパートナー、テンク・アジズ氏が就任する予定。新任役員の就任は15日付となる。

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