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【カンボジア】計画省と国連、貧困率は13.5%と確認[経済](2018/10/11)

国連開発計画(UNDP)とカンボジア計画省は8日、カンボジアの貧困率が13.5%であることを確認したと発表した。貧困率が依然として35%であるという報告書に反論した格好だ。

チャイ・タン計画相は5日、国連開発計画(UNDP)の駐カンボジア代表と会談。貧困率は2014年に実施した「カンボジア社会経済調査」のデータに基づいた消費支出から算出すべきだという考えで一致した。またカンボジアが過去20年間、貧困削減に大きな成果を挙げていると確認した。

国連開発計画(UNDP)とオックスフォード貧困・人間開発イニシアティブ(OPHI)は先月、共同報告「世界多次元的貧困指数2018」で、カンボジアの貧困率が35%と依然として高いと指摘していた。今回の会談ではこの割合を問題視した格好だ。

両者は会談で、この報告書が米ニューヨークのUNDP本部内の独立機関が算出したことも確認した。UNDPのカンボジア事務所は関知しておらず、カンボジア政府も同指数を採用していないと強調している。

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