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【インドネシア】牛乳、石けん販売網をジャワ島外にも拡大[製造](2018/10/05)

「インドネシアでは敏感肌用やベビー用の商品が人気」と話す牛乳石鹸の宮崎悌二(みやざき・ていじ)社長(右から2人目)=4日、ジャカルタ(NNA撮影)

「インドネシアでは敏感肌用やベビー用の商品が人気」と話す牛乳石鹸の宮崎悌二(みやざき・ていじ)社長(右から2人目)=4日、ジャカルタ(NNA撮影)

牛乳石鹸共進社(大阪市)は4日、販売網を地方に拡大するため地域販売代理店の契約調印式を行った。2012年に進出して以来、ジャカルタ首都圏を中心に日本からの輸入製品を販売していたが、東ジャワ州スラバヤやジャワ島外でも販売を強化する。

同社の輸入総代理店ライフスタイル・インターナショナル(LSI)が、東ジャワ州や北スマトラ州、リアウ州などに販売ネットワークを持つサトリア・パシフィック・インドネシア(KPI)と地域代理店契約を締結した。これまでは売上高の8割を首都圏が占めていた。

インドネシアで販売している製品は現在36種。首都郊外で営業する総合スーパー「イオン」や日本食スーパー「パパイヤ」など中間層以上のスーパーやオンラインショップで販売している。今後も中間層以上を主要なターゲットとする。

LSIのスルヤント社長は「売上高は毎年5割程度増加しており、KPIとの代理店契約で一層の事業拡大が期待できる」と述べ、19年の売上高を100億ルピア(約7,500万円)とする目標を示した。現在の主力商品はボディーソープ「バウンシア」で、売上高全体の約4割に相当するという。

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