【ミャンマー】自動車購入の8割がローンを利用、協会幹部[車両](2018/10/03)
ミャンマー自動車製造・販売業者協会(MAMDA)のソー・トゥン会長は、同国の自動車購入者の約80%が分割払いを選択していると述べた。銀行のローンを利用する人が増え、現金での購入が減少しているという。イレブン電子版が1日伝えた。
今年1~7月に国内で販売された新車は8,341台。前年同期比119.3%増となり、東南アジア諸国連合(ASEAN)で最高の伸びとなった。
2017年に販売された新車は8,225台で、16年の4,168台から97%増。ミャンマーは新車の新興市場となっている。
ソー・トゥン会長は、新車の好調な売れ行きについて「人々の購買力が増し、2,000万~4,000万チャット(約145万~290万円)の自動車を購入できるようになった」と指摘。ローン利用者の増加は、銀行が従来の1~2年払いに加えて、5年、7年払いのローンも提供するようになったことが理由とみている。同会長は一方で、「ローンの金利は10%以上と他国より高く、長期的には顧客に重い負担となる」と付け加えた。