【韓国】現代・起亜自が新モデル公開、パリで[車両](2018/10/04)
韓国の現代自動車と起亜自動車が、フランスで開催中のパリモーターショーで新モデルを公開した。現代自は高性能モデル「N」シリーズの3番目のモデルとなる「i30ファストバックN」を、起亜自は欧州戦略モデルの新型「プロシード」を初公開した。
i30ファストバックNは、従来の「i30N」より全長が120ミリメートル長く、全高は28ミリ低くして空気抵抗を少なくした。2.0ガソリンターボエンジンと6段マニュアル変速機を搭載し、最高出力は275馬力。年末から欧州での販売を開始する。
起亜自が欧州で生産・販売するプロシードは、5ドアモデルのショートワゴン。全長4,610ミリ、全幅1,800ミリ、全高1,422ミリで従来のシード5ドアモデルより車体が長く低い。来年1~3月期中に販売を開始する予定だ。
韓国メディアによると、パリモーターショーでは完成車ベースで38種が世界初、19種が欧州初公開となった。現代・起亜自は高性能モデル、スポーツタイプ多目的車(SUV)、エコカーなどで競争が激化する欧州の車市場を攻略したい考えだ。