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【シンガポール】6社に自転車シェア免許、車両台数は半減へ[運輸](2018/10/01)

シンガポールの陸上交通庁(LTA)は9月28日、自転車シェアサービス事業者としての免許申請を行った7社のうち、6社に免許を交付すると発表した。各事業者に運用を許可する車両台数は計5万5,500台で、現在国内で展開されている10万台余りの約半分となる。

免許は2種類あり、中国のモバイク(摩拝単車)、ofo(オッフォ)、地場SGバイクの3社は正式免許、地場エニーウィール、グラブサイクル、中国のチチ・ジャーシャン(騎騎智享)の3社はサンドボックス免許を申請していた。事業者による免許登録料の支払いを経て、10月末に交付される。

なお、免許を申請していた7社のうち地場Gバイクスは、要件を満たさなかったため認可が下りなかった。

車両台数の上限は、大手のモバイク、ofoが各2万5,000台、SGバイクが3,000台、エニーウィールとグラブサイクルが各1,000台、チチ・ジャーシャンが500台となる。

<メモ>

サンドボックス免許

レギュラトリー・サンドボックスは、政府が革新的な事業を育成するため、現行の規制環境では不可能な新しいサービスや技術を試験的に運用することを認めるもの。サンドボックス免許は、シンガポールでの運営実績が乏しい事業者を対象に交付される。

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