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【フィリピン】昨年の婚姻件数4%増、日本人も存在感[社会](2018/09/28)

フィリピン統計庁(PSA)は26日、2017年の婚姻件数が前年比3.6%増の43万4,932件だったと発表した。国籍別では、フィリピン人同士が大多数を占め、国際結婚は4%未満。フィリピン人女性と結婚した外国人男性数は、米国人が最も多く、日本人が2番目に多かった。

フィリピンの市役所などへの婚姻届を集計した。海外での届け出は含まれない。

フィリピンの昨年の婚姻件数は、2年ぶりに上向いた。一方、日本の厚生労働省がまとめた「人口動態調査」では、昨年の婚姻件数が2.2%減の60万6,866件で、5年連続の減少だった。

フィリピンにおける昨年の結婚年齢の中央値は、男性が29歳、女性が27歳。25~29歳での結婚が男女それぞれ15万7,407人(結婚した男性の36.2%)、14万8,618人(結婚した女性の34.2%)で、年齢層別で最も多かった。

女性の方が結婚年齢が低い傾向が顕著で、昨年に20歳未満で結婚した女性は3万2,404人(7.4%)。女性の結婚年齢では、20~24歳(13万7,551人、31.6%)が2番目に多く、30~34歳(6万8,286人、15.7%)が3番目に多かった。

■国際結婚、日本人は1,613件

昨年の婚姻件数を国籍別・性別で見ると、フィリピン人同士が41万9,675件(96.5%)と最も多かった。フィリピン人女性と結婚した外国人男性数は、米国人が3,168人で最多。以下、日本人が1,490人、オーストラリア人が911人、韓国人が874人、英国人が861人と続いた。

フィリピン人男性と結婚した外国人女性は、オーストラリア人が298人、中国人が273人、米国人が162人、カナダ人が135人、日本人が123人となった。

日本人が新婦または新郎となった婚姻は、計1,613件だった。

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