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【インドネシア】MRTの車体に落書き、犯人は見つからず[社会](2018/09/24)

インドネシアの首都ジャカルタで建設中の大量高速交通システム(MRT)を運営する州営MRTジャカルタは21日、南ジャカルタのルバックブルス駅の車両基地(デポ)に停車していた車両に塗料で落書きがされたことを明らかにした。犯人はまだ見つかっておらず、関係者と協力して調査を続けるとしている。

落書きがされていたのは3両目の外装面。21日の午前7時半ごろ、見回り中の建設業者職員が発見した。MRTジャカルタは、犯人がルバックブルス駅の塀を乗り越えて侵入したとみている。

ただ、今回の事件による来年3月のMRT運行開始への影響はないとしている。今後は建設業者に対し、見回りの頻度やデポ内の監視カメラの数を増やしたり、塀を高くするなどして、管理上の安全性を向上するよう求めている。

ブディ運輸相はこの件について、「非常に心を痛めている」と発言。警察に対し、犯人が見つかるまで捜査を続けるよう求めた。

落書きがされたMRT車両を点検する関係者ら(MRTジャカルタ提供)

落書きがされたMRT車両を点検する関係者ら(MRTジャカルタ提供)

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