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【台湾】TSMCの竹南新工場、苗栗県が環境アセス開始[IT](2018/09/13)

苗栗県政府は11日、ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の新工場建設案に対し、行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価(環境アセスメント)を始まったと発表した。TSMCは苗栗県竹南鎮の新竹科学工業園区(竹科)竹南科学園区に半導体封止・検査工場を建設する計画を進めている。中央通信社が伝えた。

新工場の敷地面積は約14.3ヘクタール。苗栗県によると、既に苗栗県政府工商処と環保局、地域の関係各部による環境評価作業を開始している。半年以内の通過と、2020年の完工を目指す。苗栗県の徐耀昌県長は関係各部に「最高の効率で」手続きを進めるよう指示したという。

苗栗県政府の陳斌山秘書長は、TSMCの新工場設立で2,500人の就業機会が生まれるとの期待を示した。

このほか苗栗県ではこのほか、ファウンドリーなどを手掛ける力晶科技(パワーチップ)が2,780億台湾元(約1兆円)を投じ、竹科銅鑼科学園区で12インチウエハーの新工場を拡張する予定だ。

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