【タイ】首都オフィス賃料、4~6月1千バーツ超え[建設](2018/09/11)

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米不動産仲介大手CBREタイランドが発表した2018年第2四半期(4~6月)の首都バンコクのオフィス統計で、中央商業地区(CBD)のグレードA(最上級)の1平方メートル当たり月額賃料は、前年同期比3.1%上昇の1,005バーツ(約3,390円)だった。大台の1,000バーツを初めて超えた。

地域別の賃料はほか、CBD以外のグレードAが7.2%上昇の847バーツと伸び率が最高だった。地下鉄タイ文化センター駅近くの「AIAキャピタル・センター」と、高架鉄道(BTS)バンナー駅近くの「ピラット・タワー・アット・バイテック」が賃料を押し上げた。グレードBではCBDが5.5%上昇の750バーツ、CBD以外が5.2%上昇の687バーツだった。第2四半期に最も月額賃料が高かったオフィスは、前四半期に続いてバンコク中心部ラチャプラソン地区の「ゲイソン・タワー」で、1平方メートル当たり1,500バーツだった。

バンコク全体の総供給スペースは878万平方メートル。4四半期連続で変動がなかった。入居スペースも前期並みの814万平方メートルだった。入居率は93.2%と、前年同期、前期からそれぞれ0.7ポイント、0.5ポイント上昇した。

CBREはCBDの新しいグレードAオフィスのテナント確保について、多くの企業が賃料の著しい上昇を受け入れるわけではないため、グレードの高いオフィスへの引っ越しは限られるとの見方を示した。グレードBとグレードAの賃料差が引っ越しの重要な判断材料とみている。

一方、22年までに供給される新たなオフィススペース75万平方メートルの60%は、CBDのグレードA物件となる見通しだ。

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