【中国】アリババの馬会長、1年後に退任へ[IT](2018/09/11)

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中国電子商取引(EC)最大手の阿里巴巴集団(浙江省杭州市、アリババグループ)は10日、創業者である馬雲氏が、アリババ創業20周年の節目の日となる来年の9月10日に会長職を退任すると発表した。張勇・最高経営責任者(CEO)が後任となる。

会長職は退くが、2020年の同社の株主総会までは董事会(取締役会に相当)の構成メンバーを引き続き務める。その後も、董事のメンバーの決定権を持つ、36人で構成される「パートナー委員会」の職務は担当する。

アリババは今後1年間で、馬氏から張氏への経営移行を進めていくとしている。馬氏は後任となる張氏について、アリババに入社して11年が経過し、CEOとなってからは卓越した商才とリーダーシップを示して会社を長期的な成長へと導いたと評価。彼と彼が率いる新たなアリババ経営陣にバトンを渡すことは、現時点で最も正しい判断だと考えているとした。

自身の今後については明確にしていない。ただ米メディアは、馬氏が「退任後は教育・慈善事業に注力する」と語ったと報じており、馬氏は退任の発表声明の中でも「教育へと回帰したい」としている。馬氏はかつて、英語教師を務めていたことがある。

馬氏は1999年にアリババを創業。13年にそれまで務め続けていたCEO職を辞し、経営の第一線から退いたが、会長職には留任していた。

アリババは米ニューヨーク市場に上場しており、2018年3月期決算の売上高は399億米ドル(約4兆4,260億円)に達している。

マレーシア拠点の開設式典で挨拶する馬氏。海外事業も積極的に推し進めてきた=6月、クアラルンプール(新華社)

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