【シンガポール】フェイスブック、アジア初のデータセンター建設[IT](2018/09/07)
米交流サイト大手のフェイスブックは6日、シンガポール西部にアジア初のデータセンターを建設すると発表した。同日には起工式を開催し、シンガポールのチャン・チュンシン通産相らが参列した。数百人の雇用が創出される見通しだ。
新たなデータセンターは11階建てで、17万平方メートル規模。14億Sドル(約1,134億円)を投資し、2022年の開業を予定する。使用する電力は全て太陽光発電による再生可能エネルギーで賄うという。
同社は米国国内やアイルランド、スウェーデンに多くのデータセンターを構えており、デンマークでも新たに建設を進めている。
東南アジアでは携帯電話や電子商取引(EC)、クラウドコンピューティングの普及などにより、データ通信量が増大している。米IT大手グーグルは先月、シンガポール西部ジュロン・ウエストで3つ目となる新たなデータセンターを建設すると明らかにした。