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【台湾】松屋、台湾1号店を出店[サービス](2018/09/06)

9月下旬に「新光三越百貨台北南西店」に開業する「松屋」の台湾1号店(松屋フーズ提供)

9月下旬に「新光三越百貨台北南西店」に開業する「松屋」の台湾1号店(松屋フーズ提供)

松屋フーズ(東京都武蔵野市)は5日、牛丼チェーン「松屋」の台湾1号店を9月下旬に台北市の「新光三越百貨台北南西店(中山三越)」で開業すると発表した。今後3年以内に10店舗の展開を目指す。

松屋フーズが2018年1月に設立した100%出資の子会社「台湾松屋餐飲」が直営で手掛ける。台湾松屋餐飲は台北市信義区に事務所を構え、日本人社員が駐在する。

松屋フーズの担当者は新光三越への出店についてNNAに対し、「知名度の高い新光三越に出店することで、台湾での認知度アップと集客が見込めると考えた。早い段階から引き合いがあり、双方の思惑が合致したことも決め手となった」と説明した。

1号店では看板商品である「牛めし」のほか、定食、丼に加え、系列のとんかつ専門店「松のや」で販売する「ロースかつ」も提供する。牛めしは1杯69台湾元(約255円)。担当者は価格を抑えた理由について、「安い・早い・うまい、かつ安心安全。これらはいずれもわれわれの理念であり、外したくなかった」とした。

台湾では既に同業の「吉野屋」「すき家」が展開しているが、「1号店ではとんかつも出すことでより幅広いニーズに応えられる」とアピールした。

松屋フーズは米国、中国にも海外子会社を持ち、飲食店を展開している。

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