【タイ】クーポン配信ガッチャ、東南アで初展開[IT](2018/09/05)
クーポンサービスを手掛けるグランドデザイン(東京都港区)などは4日、クーポン配信により来店や販売促進を行うアプリ「Gotcha!mall(ガッチャ!モール)」をタイで展開すると発表した。東南アジア市場に導入するのは今回が初めて。
ガッチャモールは、参加企業の割引クーポンや景品を「カプセルトイ」形式で提供するアプリ。登録料は無料。利用者はアプリ上で無料配布されるコインでくじを引き、抽選でクーポンや景品を得ることができる。独自のアルゴリズム技術が個人の嗜好に合ったクーポンをマッチングする仕組みだ。クーポンはオンラインや実店舗で利用できる。
参加店は消費財大手サハ・グループが展開するコンビニエンスストア「ローソン108」や、流通大手セントラル・グループのコンビニエンスストア「ファミリーマート」、スーパー「トップス」など1,500店以上に上る見通し。
ITアウトソーシングサービス大手のトランスコスモス(東京都渋谷区)と同社現地法人のトランスコスモス(タイランド)と連携し、タイでのサービスを展開する。
グランドデザインの小川和也社長はNNAなどに対し、「3週間前にソフトオープンしてから現在まで、約2万人が利用している」と自信をにじませた。
ガッチャモールは2016年3月に日本でサービスを開始。今年7月からは台湾でも展開しており、今後もアジア各国に順次導入する予定だ。