【タイ】7月のMPIは5%上昇、設備稼働は下落[経済](2018/08/30)

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タイ工業省工業経済事務局(OIE)が発表したタイの7月の製造業指数で、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2011年=100)は前年同月比4.6%上昇の112.6となった。医薬品が特に上昇した。設備稼働率(季節調整なし)は67.2%。2カ月連続で前月を下回った。

29日付ポストトゥデーによると、OIEはMPIが15カ月連続で前年同月を上回ったことから、来月にも通年の上昇率予測を引き上げる。年初には「通年で前年比2.5~3.0%上昇」と予測していた。MPI予測の上方修正に合わせ、工業部門の国内総生産(GDP)成長率予測も現在の3~4%から引き上げる見通しだ。

7月の付加価値ベースのMPIは、主要20業種中プラスが14業種だった。上昇率は、「医薬品」が33.8%と最大。「機械・機器」が14.7%、「コークス・精製石油製品」が14.2%と続いた。自動車・部品の「車両・トレーラー」も12.0%と上昇率が4番目に高かった。寄与率が車両・トレーラーに次いで高い「食品」は1.5%上昇にとどまった。

一方、物品税制の改正の影響を受ける「たばこ製品」は25.1%下落した。

7月の設備稼働率(季節調整なし)は、前月から1.8ポイント下落。前年同月比では2.4ポイント上昇した。季節調整を加えた数値も前月から0.5ポイント下落した一方、前年同月からは2.7ポイント上昇した。

20業種のうち、寄与率が10%を超える4業種(車両・トレーラー、食品、コンピューター・電子・光学製品、ゴム・プラスチック製品)では、車両・トレーラーが前月比1.5ポイント下落ながら94.0%と高水準を維持した。食品は4.1ポイント下落し、2カ月連続で40%台にとどまった。コンピューター・電子・光学製品は、2.9ポイント下落。2カ月ぶりに70%台に落ち込んだ。一方、ゴム・プラスチック製品は4.0ポイント上昇し、4カ月ぶりに60%台を回復した。

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