【台湾】訪台旅行客、17年は個人客が8割を突破[観光](2018/08/16)

2017年に台湾を訪れた旅行客のうち、個人客の比率が80.86%と8割を突破したことが交通部(交通省)観光局の統計で明らかになった。とりわけ中国からの旅行客に占める個人客の比率が大きく伸びており、観光局では「個人客の取り込みが台湾観光業振興の鍵を握る」とみて、PR活動などに力を入れていく方針だ。15日付自由時報が伝えた。

観光局の推計によると、観光外貨収入面を見ても個人客が2,847億台湾元(約1兆200億円)、ツアー客が914億元と、個人客が約8割を占める規模となっている。1日当たりの平均消費額はツアー客が218.79米ドル(約2万4,000円)で、個人客の170.39米ドルを上回る。

訪台旅行客のうち、国・地域別で最大の中国からの旅行客は、17年が273万2,549人で、前年比で22.2%減少した。一方で、その内訳を見ると個人客が増えており、旅行客全体に占める比率は16年の52.11%から66.21%へと上昇している。中国人からの観光外貨収入1,124億元のうち個人客からは803億元を占め、かつリピート率もツアー客の3%に対し、個人客は25%に達するという。

観光局は個人客の特徴について、「初めての訪台では訪問地が台北とその周辺に偏りがちだが、2度目以降は中南部を訪れたり、体験型の観光を楽しんだりと幅が広がる」と指摘。消費スタイルについても、ツアー客は旅行会社にセッティングされた店ばかりを利用し、かつ単価が高い買い物に集中しがちだが、個人客は雑貨類や特産品の農産物などを買い求めるため、より大きな商機が見込めると期待を寄せた。

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