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【ミャンマー】マグウェー総合病院、日本支援の改善事業着工[医薬](2018/08/07)

国際協力機構(JICA)は1日、中部マグウェー管区の中核病院であるマグウェー総合病院改善事業の着工式典を実施した。22億8,100万円の無償資金協力を行い、乳幼児の死亡率が高い同管区の状況に合わせて、産婦人科や新生児向けの治療設備を整備する。

3階建ての新棟を建設し、産科、婦人科、新生児室、集中治療室(ICU)のほか、緊急病棟、不妊治療の診療部門も設ける。新棟は既存の建物と接続して、円滑な治療業務が行えるようにする。2020年4月の完成を予定している。

JICAによると、母子保健医療サービスがまだ十分に整っていないミャンマー国内でも、特にマグウェイ管区は5歳未満児の死亡率が全国平均よりも高い。2014年の5歳未満児死亡率は、出生数1,000人に対して108人に上った。

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