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【シンガポール】セムコープ、4~6月期は47%増益[製造](2018/08/06)

シンガポール政府系コングロマリット(複合企業)セムコープ・インダストリーズが3日発表した第2四半期(4~6月)決算は、純利益が8,192万Sドル(約66億7,075万円)となり、前年同期から46.8%増加した。公益部門と都市開発部門がともに好調だった。売上高は46.6%増の33億4,387万Sドル。

部門別では、公益部門の純利益が97.8%増の8,501万Sドル。インド事業が黒字転換したことなどが貢献した。都市開発部門は中国・成都やベトナムでの商業用地・工業用地の売却益を計上したことで、前年同期の4倍超の3,542万Sドルとなった。

一方、海洋部門は3,372万Sドルの赤字。前年同期は297万Sドルの黒字だった。セムコープは同部門について、「事業改善の努力が奏功し、事業機会は増えてきているものの、回復にはまだ時間がかかる」と説明した。

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