【マレーシア】カザナ、インド下着販売会社への投資が失敗[金融](2018/08/03)

マレーシアのアズミン・アリ経済相は1日、自身が取締役を務める政府系投資会社カザナ・ナショナルが、インドの女性用下着販売会社への投資で2,000万米ドル(約22億3,000万円)の損失が生じたことを明らかにした。2日付マレーシアン・リザーブが伝えた。

インドの有力紙インディア・タイムズは2015年、カザナが女性用下着をネット販売するインドのZivame社の増資を他社とともに引き受けたと報じていた。カザナによるインドの電子商取引関連企業への投資は初めてだった。

しかし、アズミン経済相が1日、下院で野党議員への答弁で明らかにしたところによると、投資が回収不能となり、2,000万米ドルの損失を被った。さらにカザナは、あるプライベートバンクへの投資で30億リンギ(約822億円)の損失を出すなど、投資の失敗が相次いでおり、その中でZivame絡みの損失は最も少ないという。

カザナをめぐっては、マハティール首相が7月初め、「ブミプトラ(マレー系と先住民の総称)を支援するという当初の目的から逸脱している」と批判。アズマン・モクタル社長を含む取締役9人が全員辞任し、マハティール首相が7月30日付で会長に就任した。また、アズミン経済相、スクダヴァ・シン元中央銀行副総裁、国営石油ペトロナスの元社長兼最高経営責任者(CEO)で政策諮問機関・長老会議メンバーのハッサン・メリカン氏など4人が取締役に就任していた。

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