【フィリピン】イオンフィナンシャル、四輪ローンを開始[金融](2018/07/31)

イオンフィナンシャルサービスは27日、フィリピンで四輪タクシー向け自動車ローンの提供を今月開始したと発表した。IoT(モノのインターネット)ベンチャーのグローバルモビリティサービス(GMS、東京都港区)と1年前に開始した三輪タクシー(トライシクル)向け融資事業を拡大。両社は、東南アジア他国にも同事業を広げる計画だ。

グラブなどライドシェアサービスのドライバーになりたくても、ローン審査に通過できず、自動車の購入ができない人をターゲットにする。GMSが提供する車両の遠隔制御システムを搭載した車両の購入に対し、イオンフィナンシャルサービスが資金を提供する。

GMSは、車両の位置情報の特定と遠隔起動制御ができる車両遠隔制御システム(MCCS)、車両の管理・制御・データ分析が可能なモビリティーサービスプラットフォーム(MSPF)を独自に開発する。MCCSを車両に組み込むことで、返済が滞った際、エンジンを停止させ、車両を回収することができ、債務不履行のリスクを抑えることにつながる。

両社の現地法人、イオン・クレジット・サービス(フィリピン)とGMSフィリピンは、2017年7月にトライシクル向けオートローンを試験的に始め、今年1月にサービスを本格導入した。今年5月時点の融資実績は1,100台以上。フィリピン事業は両社の協業の第1弾で、今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)他国にも提携事業を広げていく予定だ。

イオンフィナンシャルサービスは、GMSがこのほど実施した第三者割当増資を引き受け、資本業務提携を結んだ。出資額、出資比率は公表していない。

イオンフィナンシャルサービスの担当者によると、カンボジアでは昨年10月から同様の事業を開始しており、インドネシアでは近い将来に開始できるよう準備を進めている。GMSは、今年1月にカンボジア法人を設立していた。

イオンフィナンシャルサービスは、1987年の香港進出以来、アジア事業の拡大を進めており、ASEANでは8カ国(タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス)に拠点を置いている。

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