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【韓国】家から車を制御、SKTが新IoTサービス[IT](2018/07/25)

韓国の移動通信大手SKテレコム(SKT)は24日、現代・起亜自動車のコネクテッドカー(つながる車)プラットフォームと連携した新しいモノのインターネット(IoT)サービス「Home2Car」を開始した。SKTの人工知能(AI)スピーカー「NUGU」を用いて家から自動車を制御することができる。

現代自動車の「ブルーリンク」、起亜自動車の「UVO」とそれぞれ連携する。まず、起亜自の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「スポーテージ」と、来月発売の現代自のSUV「ツーソン」の新モデルにそれぞれ採用。その後も両社が販売する全ての新車にHome2Carサービスを適用する。

Home2Carサービスでは、エンジンの始動と停止、ドアの開閉、非常灯の点滅、温度調整などをNUGUを通じて遠隔で行うことができる。SKTは「例えば、乗車前にエアコンを調整することができるので、ドライバーにより豊かなドライブ環境を提供できるようになる」と説明した。

SKTはまた、韓国自動車市場で圧倒的なシェアを持つ現代・起亜自と連携することで、自社スマートサービスの顧客誘致効果につながると期待する。

SKTは6月、自動車から家の家電を制御する「Car2Home」サービスを開始。2019年上期には、現代・起亜自のナビゲーションを活用した新サービスの開始も検討している。

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