【中国】通信業売上高、上半期は4.1%増の6720億元[IT](2018/07/26)
中国工業情報省(工情省)によると、上半期(1~6月)の通信業売上高は前年同期比4.1%増の6,720億元(約10兆9,900億円)となった。伸び率は前年同期に比べ1.5ポイント下落。昨年通年比でも2.3ポイント縮小した。
中国移動通信集団(中国移動、チャイナ・モバイル)、中国電信集団(中国電信、チャイナ・テレコム)、中国聯合網絡通信(中国聯通、チャイナ・ユニコム)の通信キャリア大手3社による固定通信業務の売上高は10.0%増の1,958億元。移動通信業務は1.8%増の4,762億元だった。
3社の移動通信契約数は10.6%増の15億1,000万件。上半期の累計では9,229万件増えた。契約数のうち第4世代(4G)移動通信システムが11億1,000万件で、全体の7割強を占めている。
携帯電話による通話時間は1兆2,819億分で4.6%減少した。固定電話による通話時間も628億分で19.6%減っている。
一方でモバイルデータ通信の使用量は急増している。上半期の使用量は199.6%増の266億ギガバイト(GB)に達した。うち携帯電話でのデータ通信は214.7%増の262億GBを占めている。