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【中国】W杯絡みのサッカー賭博、既に300件摘発[社会](2018/07/13)

中国公安省は11日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が6月14日に開幕して以降、W杯を対象とした違法賭博行為を全国で約300件摘発し、賭博に関与する100以上の犯罪グループを取り締まったと発表した。摘発された事件だけで10億元(約168億円)を超える賭け金が動いていたとみられる。

公安省によると、摘発された事件で目立つのが、海外の賭博サイトの仲介役となり手数料収入を稼ぐケース。各地方の公安当局による逮捕者は、それぞれ北京市で46人、上海市で14人、遼寧省瀋陽市で18人、貴州省貴陽市で70人、広東省仏山市で107人などに上る。いずれの事件も1,000万元~1億元以上の賭け金が動いていたという。

公安省は今年に入り、賭博サイトやサッカーを対象とした賭博行為の捜査を強化。W杯開幕前までに賭博サイトを利用した違法な賭博行為を約2,500件摘発していた。

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