【香港】イタリア通信大手を完全子会社化、長和[IT](2018/07/04)

香港の大手コングロマリット、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、長和)は3日、イタリア最大手の携帯電話キャリア、ウィンド・トレ(Wind Tre)の株式50%を取得すると発表した。取得額は24億5,000万ユーロ(約3,165億円)で、完全子会社化する。

合弁先のVEON(旧ビンペルコム)から株式を取得する。欧州連合(EU)やイタリアの監督当局の認可が必要で、手続きは今年第3四半期(7~9月)に完了するとみている。

ウィンド・トレは2016年、ウィンドとトレが合併して誕生。「3」と「Wind」のブランドを展開し、昨年末時点で2,950万人のモバイルユーザーを持つ。長和は「完全子会社化は業務合併を推進し、素早くシナジー効果を生み出すことができる」と説明した。

■1カ月で海外投資3件

今回の投資は、長和グループが直近1カ月で手掛けた海外投資案件として3件目。6月初めにはグループのインフラ建設大手、長江基建(CKI)がオーストラリアのパイプライン大手APAグループに買収提案を行っていた。提示額は約770億HKドル(約1兆1,000億円)で、海外M&A(合併・買収)案件としてはグループの過去最高額となる。

直近では長和のグループ会社で、不動産事業を主力とする長江実業地産(長実)が、英国ロンドンのビルを10億英ポンド(約1,458億円)で取得すると発表していた。

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