【台湾】太陽電池の緑能、市況低迷で「2勤2休」に[IT](2018/07/03)

多結晶シリコン型太陽電池モジュール大手の緑能科技(グリーンエナジー)が、生産調整を目的として5月末から「2日勤務、2日休暇」のシフト制勤務を従業員に命じていたことが分かった。同社従業員の外部告発で判明した。グリーンエナジーは1日、「受注の急速な減少により労働時間の一部調整を行っている」と事実関係を認めた。2日付経済日報が伝えた。

グリーンエナジーは当初、5月末から「4日勤務、2日休暇」のシフト制勤務とする方針を従業員に通知。その後、急きょ「2日勤務、2日休暇」に切り替えた。従業員によると、休暇は「無薪假(無給休暇)」扱いで、勤務のない従業員を他部門やグループ企業に派遣して人員のやり繰りを行っているという。派遣された従業員に残業手当は支給していないもよう。

従業員は、シフト制勤務によって月給は1万台湾元(約3万7,000円)以上減少すると指摘。同勤務体制は年末まで続く可能性があるとみており、会社のやり方は労働基準法(労基法)に違反していると疑問を呈した。

一方、グリーンエナジーは「無給休暇扱いにはしていない」と説明。太陽光発電関連の市況が厳しい中、「従業員の権益を保証するため、人員調整に踏み切らざるを得なかった」とコメントした。また、今回の措置は一時的であり、労基法の規定に沿ったものとの見解を示した。

太陽光発電関連では、太陽電池台湾大手の茂迪(モーテック・インダストリアル)が一部生産ラインの稼働停止を決めており、グリーンエナジーの動きも業績低迷に対応するための生産縮小の一環とみられる。

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