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【韓国】現代モービス、フロントグリルに新技術[車両](2021/06/21)

韓国・現代自動車グループ傘下で部品メーカーの現代モービスが17日、自動車の前方にあるフロントグリル全体を発光ダイオード(LED)ヘッドライトとして活用する技術を、業界で初めて開発したと発表した。

これは単純な照明技術ではなく、ライトの色と点灯パターンを変えることで◇自動運転モード◇電気自動車(EV)充電モード◇非常警告――などの状態をほかの車や歩行者に認識させることが可能となる。商用化に向けた検証作業を経て、来年以降をめどに量産を開始する計画だ。

■省エネ技術も開発

現代モービスはまた、エンジン冷却水の温度に応じてグリルを開閉できる技術も開発した。エンジンとモーターを冷却するための走行風の流入を自動制御することで、暖房の効率化や空気抵抗の低減による省燃費・省電力効果が期待できるという。

現代モービスが開発したフロントグリル全体をヘッドライトとして活用する技術(同社提供)

現代モービスが開発したフロントグリル全体をヘッドライトとして活用する技術(同社提供)

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