【シンガポール】農作物商社オラム、米香辛料企業の買収完了[食品](2021/05/19)
シンガポールの農作物商社オラム・インターナショナルは18日、食品原材料部門オラム・フード・イングリーディエンツによる米国の香辛料製造・販売会社オールド・トンプソンの買収が完了したと発表した。
オールド・トンプソンは、米国で香辛料をプライベートブランド(PB)で製造・販売している。オラムは4月29日、オラム・フード・イングリーディエンツがオールド・トンプソンの全株式を9億5,000万米ドル(約1,036億円)で取得すると発表していた。
オラムは、オラム・フード・イングリーディエンツの世界的な香辛料のサプライチェーン(調達・供給網)と、オールド・トンプソンの顧客基盤、香辛料配合・調合のノウハウを持ち寄ることで大きな相乗効果が見込めると説明している。