【台湾】パネルの友達、年末まで受注見通し良好[IT](2021/05/03)
台湾液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪董事長は4月29日、受注見通しが年末まで良好だと明らかにした。第2四半期(4~6月)も需要は衰えないとして、前四半期に続き好業績を見込む。30日付工商時報などが伝えた。
彭董事長によると、例年は10~11月ごろに顧客と翌年の供給について話し合うが、今年は需給が逼迫(ひっぱく)する中、既に翌年の協議を開始した。
友達の第2四半期の出荷量は、面積ベースで前四半期比1~4%増加する見通し。各種製品の需要が旺盛なことから、出荷製品の単価は前四半期比11~14%の上昇を見込む。
同社が29日発表した第1四半期(1~3月)の純利益は118億3,400万台湾元(約462億円)で、四半期ベースでは2008年第2四半期以降の最高を記録した。前四半期比は40.3%増、前年同期は49億9,100万元の赤字だった。