【タイ】市中感染1441人、死者4人(20日)[社会](2021/04/21)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は20日、新型コロナの感染者が新たに1,443人確認されたと発表した。市中感染者は1,441人で、首都バンコクが最多。また、新型コロナに感染していた4人の死亡が確認された。
市中感染者の内訳は、◇バンコクが350人◇北部チェンマイ県が116人◇東部チョンブリ県が82人◇バンコク東郊サムットプラカン県が60人◇バンコク北郊パトゥムタニ県が57人――など。
市中感染者のうち、1,328人が医療機関で、113人が積極的疫学調査で確認された。市中感染者以外の2人は、海外からの帰国・入国者だった。
CCSAによると、死亡したのはバンコクのタイ人の男女(78)と男性(30)、インド国籍の女性(86)で、いずれも持病があった。30歳のタイ人男性は肥満で、バンコク・トンロー地区の娯楽施設を訪れていた。
累計の感染者は4万5,185人で、治療中の感染者は1万6,119人。回復者は2万8,958人で前日から171人増えた。死者は4人増えて108人となった。累計の感染者に対する回復者の割合は64.1%、死者の割合は0.24%となった。