【タイ】市中感染1384人、死者3人(19日)[社会](2021/04/20)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は19日、新型コロナの感染者が新たに1,390人確認されたと発表した。市中感染者は1,384人で、首都バンコクが最多。また、新型コロナに感染していた3人の死亡が確認された。
市中感染者の内訳は、◇バンコクが293人◇北部チェンマイ県が197人◇東部チョンブリ県が98人◇バンコク東郊サムットプラカン県が82人◇南部スラタニ県が42人◇中部アユタヤ県が42人◇バンコク北郊ノンタブリ県が39人――など。
市中感染者のうち、1,058人が医療機関で、326人が積極的疫学調査で確認された。市中感染者以外の6人は、海外からの帰国・入国者だった。
CCSAによると、死亡したのは東北部ブリラム県のタイ人男性(56)とバンコクのタイ人女性(84)、南部プラチュアプキリカン県のタイ人女性(61)。いずれも持病があった。男性はバンコク・ナナ地区の娯楽施設で働いており、タイ正月(ソンクラーン)の帰省中に死亡した。
累計の感染者は4万3,742人で、治療中の感染者は1万4,851人。回復者は2万8,787人で前日から104人増えた。死者は3人増えて104人となった。累計の感染者に対する回復者の割合は65.8%、死者の割合は0.24%となった。