【ベトナム】タンソンニャット空港混雑、国内旅行増で[運輸](2021/04/20)
ベトナム・ホーチミン市のタンソンニャット国際空港が混雑している。新型コロナウイルスの市中感染の抑制に成功し、国内旅行需要が回復したことが原因とされる。ベトナム・ニュース(VNS)電子版が19日に伝えた。
16日午前10時のハノイ行きの便を利用したグエン・タインさんは「午前8時にタンソンニャット空港に到着したが、9時40分時点で保安検査の列の中にいた」と話した。空港スタッフの助けを借りなければ間に合わなかったという。
14日の利用者数は6万4,000人だったが、翌15日は7万7,000人にまで増加した。出発が迫る便の乗客の呼び出しなどで、空港スタッフが対応に追われているという。
タンソンニャット空港は4月30日からの連休を前に保安検査を強化している。新型コロナ対策で求められる医療申告を忘れ空港で実施する乗客も多く、待ち時間を一層長くさせている。
空港は航空各社に搭乗手続き支援スタッフの増員を要請している。