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【インドネシア】バンドン高速鉄道、1駅追加し全5駅に[運輸](2021/04/14)

ルフット調整相(中央)ら関係者が高速鉄道のレール輸送基地と線路整備施設を視察した(海事・投資担当調整省提供)

ルフット調整相(中央)ら関係者が高速鉄道のレール輸送基地と線路整備施設を視察した(海事・投資担当調整省提供)

インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道の建設事業で、西ジャワ州西バンドン県のパダララン駅が追加されることが分かった。停車駅は、当初4駅の建設が計画されていたが全5駅となる。12日にパダララン駅の建設地などを視察したルフット調整相(海事・投資担当)とブディ運輸相が明らかにした。

ルフット調整相によると、パダララン駅の建設工事は7月に完了する見通し。在来線のバンドン駅に近いパダラランに駅を設置することで、乗客の利便性を高める狙いがある。

ルフット調整相とブディ運輸相はこのほか、バンドン県のテガルルアル駅、テガルルアルのレール輸送基地と線路整備施設を視察した。整備施設では1本50メートルのレールを溶接で500メートルの長さにつなぎ、敷設場所に輸送する。

ルフット調整相は「テガルルアル駅の建設とレール敷設工事は10月に完了できる見通しだ。計画通り工事が進行するよう、今後も3カ月ごとに工事進捗(しんちょく)の確認と評価を行う」と話した。

事業主体のインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)は、線路や駅舎だけでなく関連施設の建設も並行して進めており、2022年の完工を目指している。

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