【中国】海南自由貿易港、オンラインで処方箋薬販売[経済](2021/04/09)

中国国家発展改革委員会(発改委)と商務省は8日、海南省の海南自由貿易港の建設に絡み、医療・医薬品や金融、文化・教育、観光などの方面で市場参入の緩和措置を打ち出す方針を示した。計22項目の緩和措置で、医療・医薬品分野ではオンラインで処方箋医薬品を買えるようにすることなどを盛り込んだ。

省内に「海南電子処方センター」を設置し、特殊管理が必要な種類を除く全ての医薬品が同センターを通じて審査なしにオンラインで購入できるようにする。国産ハイエンド医療設備の生産を支持し、ハイエンドな医療用消耗材、創薬を手掛ける企業が同省に進出することを促す。

医療・医薬品分野では、医薬品開発業務受託機関(CRO)への参入規制緩和、ハイエンド美容医療産業の発展支援、移植技術分野の市場環境改善、医療・健康産業向け基金の設置なども盛り込んだ。

金融方面は、証券、保険、基金による医療や介護分野での発展を支援していく。各種のハイテク技術を活用してデータ・情報のシェアリングを進め、農業の産業チェーンの発展に向けた試験モデル区を設置する。

同省に美術品の取引拠点「海南国際文物芸術品交易センター」を設けることを後押しするほか、文化・演劇産業、オンラインゲーム産業の発展を促す。ロケット発射場の文昌衛星発射場を開放し、世界一流の拠点とする。

「新エネルギー車(NEV)」の充電施設の建設・運営を統一して進めることも明記した。

詳細は発改委のサイト<https://www.ndrc.gov.cn/xxgk/zcfb/tz/202104/t20210408_1271896.html>で確認できる。

中央政府は、観光業や現代サービス業、ハイテク産業を主体に海南自由貿易港を発展させていく方針を示している。

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