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【インドネシア】「レバラン帰省禁止しない」運輸相が表明[運輸](2021/03/17)

インドネシアのブディ運輸相は16日、イスラム教断食明け大祭(レバラン、今年は5月13~14日)前後の長期休暇について、政府が国民の帰省を禁止しない方針を表明した。政府は昨年、新型コロナウイルス感染拡大防止のためレバラン休暇の帰省を禁止していた。

ブディ運輸相は同日の国会第5委員会で、「政府は、新型コロナ緊急対策本部(タスクフォース)と連携して、帰省者に対する厳格な衛生規律と、追跡調査の体制づくりを進める」と表明。今年は1月から新型コロナのワクチン接種が始まっており、レバラン時は帰省者が急増する可能性があるとの見方を示した。

政府が先に発表した、年内限定で実施する新車の奢侈(しゃし)税減免措置で、帰省のために車を購入する人が増える可能性や、鉄道など公共交通機関で呼気によるコロナウイルス検査を低価格で受けられることも、帰省者の増加を後押しすると指摘した。

ブディ運輸相(中央)は、今年のレバラン休暇の帰省を禁止しない方針を表明した(運輸省提供)

ブディ運輸相(中央)は、今年のレバラン休暇の帰省を禁止しない方針を表明した(運輸省提供)

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