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【フィリピン】国内初の鉄骨ばり工場、23年に稼働[鉄鋼](2021/03/16)

フィリピンの鉄鋼最大手スチール・アジア・マニュファクチャリングは14日、バタンガス州レメリーで建設している国内初の鉄骨ばり工場が、2023年に稼働すると明らかにした。マニラタイムズなどが伝えた。

鉄骨ばりは床や屋根の重さを支える構造部材で、同工場は2019年に着工した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事が中断していたが、このほど再開された。輸出している鉄くずを活用し、H形鋼梁、I形鋼梁などを生産する。年産能力は110万トンを見込む。

スチール・アジアは新工場開設について、政府が推進する大型インフラ整備事業などで不可欠となる鉄骨ばりの輸入依存度を減らすことができると指摘している。

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