【マレーシア】韓国コーウェイ、世界初の体験型施設を開設[電機](2021/03/11)
生活家電や浄水器などを手掛ける韓国のコーウェイはこのほど、世界初の体験型ショールーム「コーウェイ・エクスペリエンス・センター(CEC)」をマレーシアの首都クアラルンプールに開設した。ITを駆使して、同社の歩みや製品の特徴などを広く紹介する。10日付ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
CECを開設したのはクアラルンプール中心部のペナン通り沿いにある複合商業施設「ウィスマUOA2」内で、営業時間は月~金曜が午前10時~午後8時、土曜が午後10時~午後3時。
「リビングケア」コーナーではベッドなどの寝具や入浴関連設備、「ウオーターケア」では浄水器、「エアケア」では空気清浄機などを展示。2006年のマレーシア進出からの同社の足跡も紹介する。現地法人コーウェイ・マレーシアのカイル・チョイ社長は、「進出15周年記念の一環として、体験型ショールームの開設を決めた」と説明した。
コーウェイは1989年に韓国で設立され、海外ではマレーシアのほか、米国、中国、タイ、ベトナム、インドネシアなどで事業展開している。チョイ氏によると、マレーシアでは700万人以上が同社の製品を使用しているという。