【台湾】蔡総統、企業に賃上げ促す=経済上向きで[経済](2021/03/04)

台湾の蔡英文総統は2日、主要経済8団体との会合で、「好業績が見込める企業に対して賃上げを期待している」と表明した。今年の台湾経済は「4%以上の成長が確実」として、「全ての労働者が成長の果実を享受すべきだ」と呼び掛けた。経済日報が伝えた。

蔡総統はこの日、新年のあいさつに訪れた8団体の理事長らと会見。昨年の台湾の経済成長率は他の先進国・地域を上回り、香港、シンガポール、韓国を含む「アジア四小龍」の中で2年連続のトップだったと振り返った上で、今年も安定成長が続くと予測した。

台湾の経済8団体は毎年、新年の合同祝賀会を開催しているが、今年は理事長らが総統府に出向く形に簡略化。為替問題、工場労働者の不足問題、中国との交流、観光発展、南部科学園区(南科)の将来像などを巡り、蔡総統と30分程度の短い時間で意見交換した。

中華民国工商協進会の林伯豊理事長は、貨物税・印紙税の廃止や、対中関係改善策の検討、日本からの観光・視察ツアーの受け入れ規制緩和という3点を要望した。

このうち蔡総統は現場労働者が不足する問題の解決に向けて、外国人労働者が台湾で働くことのできる期間を現在の累計12年から延長することを承諾した。ビジネス目的の訪台者に対する検疫措置を条件付きで緩和する枠組み「ビジネス・バブル」の隔離日数を短縮することも検討しているという。

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