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【シンガポール】ヒノデラボ、オフショア開発の管理拠点設立[IT](2021/03/02)

ウェブシステムやアプリの開発を手掛けるHinode Labo(ヒノデラボ、東京都渋谷区)は、シンガポールに子会社を設立した。海外の他拠点と地理的に近いといった利点を生かし、オフショア開発の管理拠点とする考えだ。

シンガポール法人のヒノデラボ・シンガポールを、中心部ノースブリッジ・ロード沿いにある複合施設「ペニンシュラプラザ」の8階に設置した。資本金は10万Sドル(約800万円)。出資比率は100%だ。

現地でプロジェクトマネジャーを採用し、日本国内のウェブシステムやアプリを海外で作成する「オフショア開発」の管理拠点とする。欧米諸国のシステム開発プロジェクトを受注する営業拠点にもする計画だ。

ヒノデラボは、ベトナムのハノイ、ダナンのほか、ミャンマー、スリランカにオフショア開発拠点を持つ。日本でのITエンジニア不足や人件費の高騰に伴い、開発コストを低減したい企業のニーズに応えている。ただ他拠点とのやりとりには時差があるほか、距離も遠いという課題を抱えている。

シンガポールは、日本を含む各国との時差が少ないほか、海外他拠点への移動距離が短いという利点があるほか、将来的に欧米諸国のシステム開発を請け負う際に英語でやりとりできるため、オフショア開発の管理拠点を置くことにした。

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