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【インドネシア】今年の有給消化日を5日間削減、年2日に[社会](2021/02/23)

労相、宗教相、国家機関強化・官僚改革相の3閣僚は、有給休暇一斉消化日の削減に関する共同通達を公布した(人材開発・文化担当調整省提供)

労相、宗教相、国家機関強化・官僚改革相の3閣僚は、有給休暇一斉消化日の削減に関する共同通達を公布した(人材開発・文化担当調整省提供)

インドネシア政府は22日、今年の有給休暇一斉消化日を大幅に削減すると発表した。当初計画の年7日間から5日削減し、2日のみとする。長期休暇に帰省や旅行をする人の移動を抑制し、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するのが狙い。労相、宗教相、国家機関強化・官僚改革相の3閣僚が共同通達を公布した。

具体的な日にちとして、イスラム教の断食明け大祭(レバラン、今年は5月13~14日)前日の5月12日と、クリスマス(12月25日)前日の12月24日のみを有給休暇一斉消化日とする。

削減される有給休暇一斉消化日の5日間は、3月12日、5月17~19日、12月27日。当初はレバランに合わせて8連休の大型連休が予定されていたが、5連休に短縮する。また直近では、3月11日の祝日後の12日に設定されていた有給休暇一斉消化日がなくなることで、土日を合わせた4連休でなくなる。

チャヒオ・クモロ国家機関強化・官僚改革相は15日、今年の公休日の日程について見直す必要があるとの見解を表明していた。

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