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【マレーシア】1月の新車販売、活動制限令で前月から半減[車両](2021/02/18)

マレーシア自動車協会(MAA)が17日発表した1月の国内新車販売台数(速報値)は、前年同月比23.6%減の3万2,829台だった。1月中旬からほぼ全土で再び新型コロナウイルス感染症対策の厳格な活動制限令が敷かれたことなどが影響した。当初は昨年末とされていた新車の売上税減免措置の期限を前に、駆け込み需要が盛り上がった前月と比べると51%減となった。

新車の販売台数が前年同月を下回るのは、2020年5月以来8カ月ぶり。内訳は、乗用車が前年同月比26.7%減の2万8,872台、商用車は12.0%増の3,957台だった。

MAAは1月の販売不振について、厳格な活動制限令の再施行で自動車販売店の客足が遠のいたことに加え、昨年12月の駆け込み需要を受けて一部メーカーでは在庫薄になっていたこと、さらに従業員の新型コロナ感染による部品メーカーの工場閉鎖の影響で供給が滞ったことを挙げた。

MAAは2月の販売について、春節(旧正月)で営業日数が少なくなることから「1月よりも落ち込む」と予想している。

1月の生産台数は前年同月比12.7%減の3万9,666台。内訳は、乗用車が14.9%減の3万6,186台、商用車が20.5%増の3,480台だった。

新車の売上税減免措置の期限は今年6月末まで半年間延長されている。

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