【マレーシア】三菱電機、ＦＡ製品センター開設［電機］（2021/02/16）

マレーシアＦＡセンターが入居する三菱電機セールス・マレーシア（三菱電機提供）

三菱電機は15日、マレーシアにファクトリーオートメーション（ＦＡ）製品の技術相談や修理などを手掛ける「マレーシアＦＡセンター」を開設すると発表した。３月１日から業務を始める。日系企業や地場企業に対するＦＡ製品のサービス体制を強化し、同国での事業拡大を図る。

スランゴール州プタリンジャヤに置く現地子会社、三菱電機セールス・マレーシア内に開設する。日本人１人を含む21人のエンジニアを配置。開設費用は明らかにしていない。

ＦＡセンターの開設は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）域内ではシンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンに続いて６カ国目。これまでマレーシア国内のサポート業務はシンガポールのセンターが担っていた。

マレーシアでは、電気・電子製品や自動車、食品・飲料といった業種でＦＡ製品のサービス需要が拡大している。三菱電機の広報担当者はＮＮＡに対し、「ＦＡセンターの開設をきっかけに、多くの顧客に製品を愛好してもらえれば」と語った。