【マレーシア】プロドゥアの販売目標、19年並みの24万台［車両］（2021/02/04）

ダイハツ工業が出資するマレーシアの国民車メーカー、プロドゥアは３日、2021年の販売台数の目標を24万台に設定すると発表した。これは前年実績を９％上回り、19年とほぼ同じ水準だ。

プロドゥアのザイナル・アビディン・アフマド社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で、「乗用車の売上税減免措置の延長や新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種開始などを背景に、21年は需要回復の年になると確信している」と述べた。

販売増の見通しに伴い、生産台数は過去最多の27万2,000台を目指す。これは前年を23％上回る水準。

プロドゥアは全車種で90％以上の部品を現地調達しており、21年の調達額は65億リンギ（約1,686億円）を見込む。また近年力を入れているアフターサービスでは新規と既存顧客の両方の需要を取り込む方針で、前年比20％増の240万台の取り扱いを目指す。