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【韓国】素材・部品特化団地、竜仁など5カ所指定へ[製造](2021/01/28)

韓国産業通商資源省は26日、全国5カ所を素材・部品・設備産業特化団地に指定すると発表した。政府は継続的な支援により、日本政府による輸出管理の厳格化を機に活発化した「国産化」の動きを加速させる考えだ。

特化団地に指定されたのは◇京畿道・竜仁半導体クラスター(半導体)◇忠清南道・天安第2産業団地および牙山スマートバレー(ディスプレー)◇忠清北道・梧倉テクノポリスおよび科学産業団地(2次電池)◇全羅北道・全州炭素国家産業団地および近隣の産業団地(炭素素材)◇慶尚南道・昌原国家産業団地(精密機械)――。

韓国政府は昨年6月に12カ所の産業団地から特化団地の申請を受け付けた後、専門家による審査を経て世界的な素材・部品・設備クラスターとしての成長が見込める5カ所を選んだ。

今後は団地別に協議会を発足し、研究開発(R&D)やインフラ設備の構築、賃貸料の減免など、団地ごとの特性にあった支援を行っていく。

産業通商資源省はまた、素材・部品・設備の主力品目の供給安定性を高めるため、次世代技術の研究開発(R&D)に2兆2,000億ウォン(約2,069億円)を投じる。素材・部品・設備関連企業の海外企業への供給も積極的に支援する方針だ。

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