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【フィリピン】クラーク国際空港、新ターミナル引き渡し[運輸](2021/01/25)

地場建設大手メガワイド・コンストラクションとインド系GMRグループは22日、クラーク国際空港(パンパンガ州)の新ターミナルを運輸省と基地転換開発公社(BCDA)に引き渡した。今年7月の運用開始を目指す。

運輸省と基地転換開発公社は、クラーク国際空港の運営・保守業務を同空港の運営会社ルソン・インターナショナル・プレミア・エアポート・デベロップメント(LIPAD)に委託した。新ターミナルは2020年9月に完工していた。運用を開始すれば、対応できる旅客は空港全体で1,220万人となり、現在の年間420万人から3倍に拡大する。

LIPADのビー・ヨン・チュングンコ最高経営責任者(CEO)は、22日の引き渡し式で「旧ターミナルは、新型コロナウイルスのワクチン接種会場への転用を検討している」と説明した。1日当たり1万人に対応するという。空港を利用することで、冷蔵や超低温輸送が必要なワクチンを「短時間で」運べると述べた。

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