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【インド】MGモーター、来年に手頃なEVを投入[車両](2021/01/18)

中国の自動車大手、上海汽車集団(SAIC)傘下の英系MGモーター・インディアは、2022年後半に手頃な価格の電気自動車(EV)を発売する計画だ。200万ルピー(約284万円)未満の価格設定を見据える。エコノミック・タイムズ(電子版)が伝えた。

ラジーブ・チャバ社長によると、手頃な価格のEVを生産するため、インドにバッテリー組立工場を設置する考え。計画は最終調整の段階に入っており、来年の稼働に向けて準備を進めているという。資金は、インドに投入予定の総額400億ルピーの一部を充当する方針だ。

バッテリーの性能向上にも力を入れており、向こう1年半以内に1回の充電で500キロの走行が可能なバッテリーの開発を目指している。

MGモーターのEV「ZS EV」の20年販売台数は1,142台。国内のEV市場で推定25%のシェアを確保した。国内最大の販売を誇るEVはタタ・モーターズの「ネクソンEV」(価格は140万~160万ルピー)で、20年の販売台数は2,868台、市場シェアは推定58%に達している。

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